アンチエイジング
老化防止」とは老化を防ぐことであり「若返り」とは老化によって生じた肉体上の変化を元に戻すことを意味します。では老化とは、具体的に何をさす言葉なのでしょうか?白髪になる、毛髪が薄くなる、腰が曲がる、顔にシワができる、骨がもろくなる・・・・。しかし、若くして白髪になる人もいれば、60や70歳になっても肉体の衰えを見せない人もいます。そこで最近では、体内の化学物質を指標にした「老化度」の測り方が登場しています。神経・心筋細胞に蓄積する「リポフスチン」と呼ばれる老化色素とDNAの塩基のひとつ「8-OH-dG」などが高い濃度で検出されれば「老人」とされます。これらの指標は、体の外側に現われる二次的な現象ではなく根本的な遺伝子レベルでの研究で、老化の個人差の根本的な原因は、やはり環境・生活習慣が大きくかかわっていると研究者は、再認識しています。その中でも、過剰な栄養摂取が体内での代謝レベルを高め、多くの酸素を消費することにより多くの活性酸素が発生し遺伝子の破壊を促進し老化を早めると指摘しています。過剰摂取した栄養素は、効率的に燃焼させ活性酸素を除去する事が、老化防止に・・・・。摂取カロリーを抑えることも・・・・。
人間の心臓の筋肉(心筋)は、病気で損傷すると修復しないと考えられていたが、心筋再生のもとになる「幹細胞」を世界で初めて取り出すことに成功しました。【京都大探索医療センターの松原弘明・客員教授と王英正・助教授らのチーム】再生医療研究では、あらゆる種類の細胞に分化し、「万能細胞」とも呼ばれる胚性(はいせい)幹細胞(ES細胞)も注目されています。生命の萌芽(ほうが)である受精卵を壊す必要があるES細胞に比べ、体性幹細胞は患者自身から採取できるため倫理的問題が少なく、拒絶反応の心配もないのが利点です。ただ、採取できる細胞数が少なく、増殖能力がES細胞に比べ小さい、などの欠点もあります。成人したら、脳神経や心筋の細胞が増えることはありません。これが十数年前までの“常識”でした。最近になって、ヒトの脳神経に細胞を増やす幹細胞が存在することがわかり、大きな驚きが広がりました。今回、心筋にも幹細胞があることが示されたことで“常識”は2度覆ったことになります。これらの様々な「万能細胞」で失われた臓器そのものを再生する道が開け臓器提供数が極めて少ない日本では期待されています。近い将来、進歩する再生医療と我々が推奨する代替医療の分野で健康長寿を現実にすることができます。
特発性血小板減少性紫斑病一ITP)とは、血小板数が減少するためいろいろな症状をひき起こす難病です。血小板は血を止めるため大切ですから、数が減りすぎると出血傾向が出てきます。血小板に対する自己抗体のために血小板が破壊され、それによって血小板減少が起こると考えられています。治療としては副腎皮質ステロイドが使われることが多いのですが、長期に使用すると顔・手脚のむくみをはじめいろいろな副作用が出てきます。
ピロリ菌は、胃・十二指腸潰瘍の原因として有名で、現在では潰瘍の治療といえばまずピロリ茜の除薗治療というのが常識になっています。最近、ITPの原因としてピロリ菌が関係しているという説が話題になっています。ピロリ菌陽性のITPの患者さんに除菌治療(一週間の内服)を行ったところ半数以上の方で血小板の増加が見られたとの報告があるのです。
除菌治療はそれほど副作用のある治療ではありませんから、ITPと診断された方はこの治療を受けてみることが望ましいと思います。

うつを改善する
肝機能が低下するとうつになる
喜怒哀楽や快・不快の表れである気分は脳内で作られるドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどの化学物質(脳内ホルモン、神経伝達物質)の働きによるものです。
通常そのバランスは絶妙に保たれていますが、特定の化学物質が多すぎたり、逆に少なすぎたりすると相互間のバランスが崩れ、気分は大きく損なわれることになります。
たとえばお腹が減ったり、肝機能が亢進(過労)したりして交感神経が刺激されるとアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に生産され、イライラしたり、怒りっぽくなったりします。
ドーパミンが不足すると感動しなくなり、セロトニンの不足では活力が失われ不眠症になります。特に肝臓の機能が低下すると脳内化学物質を作る経路に支障を来たしてうつなどの気分障害を招きやすくなります。
アミノ酸、ビタミン、ミネラルの補給
肝臓の元気を維持するためには多くの栄養素が必要ですが、うつなどの気分障害の改善にとりわけ重要だと思われるのが、アミノ酸、ビタミン、ミネラルです。
グルタミン酸、フェニールアラニン、チロシン、トリプトファンなどのアミノ酸は脳内化学物質(神経伝達物質)の原料そのものですので、こうしたアミノ酸(タンパク質)を多く含んでいる動物性食品を適度に摂取することは大変有効です。
一方、アミノ酸から脳内化学物質を作る際には酵素の協力を必要とします。遺伝子のコードを読み取って酵素を作るためには、酵素を構成するアミノ酸とともに、亜鉛を含んだRNAポリメラ―ゼやビタミンB6酵素が必要となります。合成のエネルギーの確保にはビタミンB1やマグネシウムが必要です。
もっと緻密に述べるならば、すべてのビタミンB群とすべてのミネラル類が必要です。代謝と呼ばれる体内の化学反応を円滑に行うためには多くの成分の協力が欠かせないのです。
うつではセロトニンが不足している
脳神経細胞接合部(シナプス)のセロトニンの分泌量が少なかったり、取り込み(伝わり方)が悪いとうつを生じます。なぜそんなことが起こるのかは分かっていませんが、とにかくデプレッション(うつ:体内の不況)の状態では脳内の神経細胞にセロトニンが不足しているのです。
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られます。そのため、うつ対策にはまずトリプトファンを不足させないことが大切です。
トリプトファンは牛乳、チーズなどの乳製品、レバー、魚など、タンパク質の多い動物性食品や、ナッツ類、大豆、小豆などに多く含まれます。
トリプトファンの代謝にはビタミンB6.ニコチン酸などビタミンB群とマグネシウムなどのミネラル群が必要です。
不思議なミネラル・リチウム
作用機序は分かっていませんが、リチウムというミネラルが躁病にもうつ病にも効くことが知られています。医者は炭酸リチウムとして処方しますが、単一成分として合成物を過剰に与えると当然副作用が出ます。
ラットの実験ですが、かき肉エキスを与えると脳内のリチウムが8.4倍に増えた、とする報告があります。セロトニン代謝物(燃えカス)も増えていました。
かき肉エキス自体にそれほど多くのリチウムを含んでいるわけではないので、ヒョットすると「抗うつ食品」になるかもしれません。
「牡蠣(かき)には人の運勢を向上さす力を秘められている」と記した書もありましたが、セロトニンははつらつとした人生に不可決の脳内化学物質です。
眠りのホルモン・メラトニン
セロトニンが不足すると、セロトニンから作られるメラトニンが減って眠れなくなるため、うつ病と不眠症はセットになります。不眠は体力を消耗するため、不眠がひどくなるとうつの症状を悪化させることがあります。メラトニンや睡眠薬の使用も検討する必要があります。
うつは交感神経緊張症状?
うつでは、筋肉が硬い、血液の循環が悪い、過敏になる、感情の起伏が激しい、眠れない、食欲不振といった交感神経の緊張症状が見られます。アミノ酸、ビタミン、ミネラルの不足の症状も感じられます。
うつはあたかも「ゆっくりと心と体を休めなさい」というからだのメッセージのようです。
緊張を緩めるとともに不足しやすい栄養を補うことが大切です。バランスターWZはこうした体力不足、エネルギー不足の人をイメージして作られた健康増進食品です。
山陽新幹線の居眠り運転で注目された睡眠時無呼吸症候群(SAS)。 国内の患者は約300万人と推定されるが、それでも治療を受けているのは50人に1人。放置すれば、事故など仕事の失敗につながるだけでなく、生活習慣病や心疾患を併発する。専門医は早めの受診を呼び掛けている。
SASの定義は、10秒以上の無呼吸が1晩に30回以上、あるいは1時間に平均5回以上起きること。大別して、睡眠中に舌や肥大した軟口蓋(口の奥の軟らかい部分)が上気道をふさぐ「閉塞(へいそく)性」と、脳から呼吸指令が出なくなる「中枢性」の2種類がある。
閉塞性が圧倒的に多く、男性が女性の10倍に上る。軽症なら減量やマウスピースの装着で効果があるが、無呼吸が1時間に20回以上の重症患者では「マスクを付けて一定の圧力の空気を送り込み、上気道を広げるCPAP療法が最も確実」と虎の門病院睡眠センター長の成井浩司医師。
同センターは現在、専門医のほか10人の睡眠検査技師が所属。八つの個室を備え、終夜モニターを実施している。治療が必要と判断されると、2泊3日の入院で、初日は無呼吸の重症度と眠りの質を判定。翌日にCPAPを付け効果を確認する。既に約3000人にCPAPを導入した。
このうちの1032人の分析では、体格指数(BMI)は男性27.6、女性28.1と、ともに肥満傾向にあり、合併症の割合も、男女とも高血圧で60%以上、高脂血症が50%前後と高かった。
「治療でよく眠れるようになり、体を動かす意欲が出てくることで、生活習憤病も確実によくなります」と成井医師。また、虚血性心疾患は男性が5.7%、女性が1.7%、脳梗塞(こうそく)はそれぞれ5.0%、6.8%も合併していたが、これらもSASの治療で再発予防が可能だという。
東京女子医大の弓野大医師らによる、冠動脈疾患患者の約半年の追跡調査では、SASがない人は再狭窄(きょうさく)がほとんどなかったが、SASがあると30%に達した。
虎の門病院では高血圧や不整脈、心不全の患者にはSASのスクリーニング検査を行っている。 循環器内科の百村伸一部長は「SASを合併した心不全の予後は悪いし、不整脈の一つ、心房細動もSASの人に多い。その治療は重要になる」と話している。

C型肝炎と鉄分
C型肝炎の治療
C型肝炎の根治にはインターフェロン療法が有効ですが、日本人の大半はインターフェロンの効きにくい1bタイプ(U型)で、インターフェロンを使用してウイルスを消すことができるのは患者の30%程度です。
ウイルスが残って炎症が続くと肝細胞の破壊と修復が繰り返され、肝硬変から肝臓がんになる確率が高くなります。そこで炎症を抑えるための対症療法としてグリチルリチン製剤の注射、ウルソデオキシコール酸などの投与などが行われます。
C型肝炎に効くとされる漢方薬、民間薬、健康食品なども炎症の抑制だけでウイルスを消去できない場合には対症療法ということになります。
仙三七はC型肝炎の炎症を抑える(GOT、GPTなどの肝機能数値の改善)とともにC型肝炎ウイルスの消失例が報告されており、根本治療につながる可能性を秘めています。
対症療法ではいずれも治療を中断すると症状は悪化します。
細胞内に鉄が過剰に蓄積
1991年名古屋大学医学部の林久男講師(現・北陸大学薬学部教授)らはC型慢性肝炎の患者の肝臓に鉄が過剰に沈着しているのを見つけました。
組織細胞内に鉄が過剰に沈着する病態には遺伝性、非遺伝性、原因不明のものが知られています。肝硬変、糖尿病、心不全、性腺機能低下などでも鉄の沈着が確認されています。
C型慢性肝炎の鉄沈着の原因は分かっていませんが、鉄分は肝臓のクッパー細胞に沈着しており、そこからは変性した鉄貯蔵タンパク(フェリチン)が見出されています。そのため炎症によって増大した活性酸素がフェリチンを変性させ、それを肝臓のクッパー細胞が処理した結果、鉄の蓄積量が増大していることも考えられます。
このとき蓄積した鉄イオンによって生じた活性酸素やラジカルが障害をもたらします。
さびた鉄くぎを踏んだあとの傷が治りにくかったり、事故や戦争で鉄片が体内に入ったとき、これを取り除かないでおくと周辺組織が壊死してしまうのも、鉄イオンによる酸化障害です。
瀉血療法
林講師らは沈着した鉄の除去に瀉血療法が役立つことをヒントに、C型慢性肝炎に対して瀉血療法を試みたところこれが奏功し、以後C型慢性肝炎に瀉血療法が用いられることになりました。
血液中には赤血球(ヘモグロビン)、鉄輸送タンパク(トランスフェリン)、鉄貯蔵タンパク(フェリチン)などの鉄を含む成分がたくさんありますが、瀉血療法とは献血の要領でこうした鉄を含んだ血液を抜きとる方法です。
瀉血療法によって血液中の鉄が減ると、肝臓に貯まっていた鉄が利用されて減り、肝炎が抑制されます。瀉血は血液中のトランスフェリンの量を見ながら行なわれます。
瀉血療法はC型肝炎の2〜3割の患者に効果があるようです。対症療法ですが健康保険も適用されています。
鉄制限食事療法
札幌医科大学では瀉血療法と同時に、摂取する鉄分を制限する鉄制限食事療法を組み合わせて効果を上げています。
鉄分を制限するといってもほとんどの食品に鉄が含まれているため、ゼロにすることは不可能です。鉄分の多い食品を減らしたり、鉄分の少ない食品に置き換えたり変えたりします。
自宅療養をしている人は鉄分の多いノリ、ヒジキ、レバー、貝類、カツオなどを<食べ過ぎない>という程度にして、むしろ抗酸化作用の高い食品を選んでバランスよく摂取することを心がけたほうがいいでしょう。
サプリメントや健康食品は主食や副食と比較しても摂取量そのものがすくないため、摂取する鉄分はごく微量です。そのため鉄含有量をとりたてて考慮する必要はないと思われます。
鉄分の多い食品
1回の摂取量(右側)に対する鉄含有量(左側)
○水前寺のり 30.0mg/10g ○干し川のり 11.0mg/10g
○ハマグリ(缶詰)10.5mg/30g ○豚レバー 6.5mg/50g ○鶏レバー 4.5mg/50g ○干しヒジキ 5.5mg/10g
○かつおフレーク4.0mg/50g ○シジミ(生) 3.0mg/30g
○生カキ 2.9mg/80g ○カレー粉 2.9mg/10g
○大豆 2.8mg/30g ○ホッキ貝 2.2mg/50g
○アサリ 2.6mg/50g ○豆腐 2.1mg/150g
○ほうれん草 2.0mg/100g ○牛レバー2.0mg/50g
○納豆 2.1mg/50g ○そば 1.6mg/200g
○カツオ 1.5mg/80g ○ハマグリ(生) 1.5mg/30g
○カレイ 1.4mg/150g ○牛モモ肉 1.3mg/60g
○サンマ 1.3mg/100g ○シラス干し 1.2mg/30g
○マグロ 1.0mg/50g ○ゴマ 1.0mg/10g
○イワシ 0.9mg/50g ○鶏卵 0.9mg/50g
○食パン 0.6mg/100g
高脂血症薬として広く使われているスタチン系に、C型肝炎ウイルスに対する強い抑制効果があることを、厚生労働省研究班が細胞実験で突き止めました。現在のインターフェロンと抗ウイルス薬の併用療法を大きく上回る効果が期待できるとして研究班の加藤宣之ら岡山大研究グループは臨床研究を始める方針です。スタチン系の中でも最も効果の強いフルバスタチンでは、人に投与しても毒性のない濃度で、ウイルス遺伝子の量が72時間後に約3分の1まで減少、インターフェロンと併用すると、ウイルスを検出限界以下まで減らすことなど、現在の併用療法を大幅に上回ることもわかりました。【グループの池田正徳岡山大助教授】国内では、150万人以上が感染し肝臓がんの主因となっています。現在の治療法が有効な人は半数程度で今回のような新たな治療薬が待ち望まれていますが、スタチン系の高脂血症薬は、体内のコエンザイムを20〜50%も減少させます。スタチン系の薬を飲んでいる方は、是非コエンザイムとの併用をオススメします。

CRP値と疾患
炎症を示す検査数値CRP
CRPとはC反応性タンパク(C-reactive protein)の略称です。肺炎双球菌の細胞膜にあるC多糖体と沈降反応(乳濁状の沈降物を形成する抗原抗体反応)を示す血清タンパクで1930年にTilletらによって発見されました。
CRPは病原体の進入や組織破壊に伴う炎症の急性期に血中に増加するタンパク質です。
炎症が起こると肝臓での合成が促進されはじめ1〜2日で血中の値が上昇します。炎症の程度に応じて急上昇し、回復とともに迅速に正常化されるため、疾患の重症度や予後をみるために頻繁に利用される血液検査項目です。
正常値は0.3mg/dl未満(ラテックス凝集比濁法)とされますが、成人の95%以上が0.06mg/dl以下です。
CRP値が異常値を示すとき
敗血症、重症の細菌感染症、慢性関節リウマチの活動期などではCRP値が10mg/dlを超え、細菌感染症、慢性リウマチ、リウマチ熱、悪性腫瘍(転移型)、肝腫瘍、血管炎(多発性動脈炎など)、心筋梗塞、外傷などでCRP値が1mg/dlを超えます。
一方、炎症の初期・回復期、ウイルス感染症、SLE、白血病、脳梗塞、重症の肝障害などでは陰性や0.1〜1mg/dlと低値を示します。
CRPは健康な人の血液中にはほとんど見当たりません。しかし、たとえば小さなできものや虫歯、歯周病など、ちょっとでも病変があると上昇し陽性になります。
炎症では必ず活性酸素が生じるため、CRP値の上昇は活性酸素によるなんらかの組織障害を招くことになります。
トランス脂肪酸がCRP値を上げる
ハーバード大学・公衆衛生チームの発表では「悪玉脂肪酸」として近年注目されているトランス脂肪酸の摂取がCRP値を上昇させ、血管疾患の危険性を増大させる可能性を指摘しました。43〜69歳の女性727人を対象とした調査では、トランス脂肪酸の多い調理油、食卓用油、マーガリン、マヨネーズ、フレンチフライ、市販の焼き物、ファーストフードの揚げ物など摂取量が多い群は少ない群よりCRP値が73%も高かったということです。
トランス脂肪酸とは植物性脂肪の不飽和(二重結合)部分に水素を添加した不自然な油で、マーガリン、ショートニング、何度使っても変色しないてんぷら油などに利用されています。
大量摂取でコレステロールや中性脂肪を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減少させ、心臓疾患や2型糖尿病になりやすくなります。
睡眠不足や肥満も関係する?
関節リウマチ患者207名を対象とした行岡正雄らの研究では、夜中に目が覚める患者は、目を覚まさない患者と比べCRP値が高くなっており「睡眠障害がうつ症状を招くだけではなく、リウマチの炎症活動とも関連している」ことが明らかになりました。
BMI(Body Mass Index)は痩せや肥満の尺度をはかる数値ですが、テキサス大学医療センターのチームは30歳〜65歳の男女2749例を対象に調べた結果「BMIの高い患者ではCRP値も高い」ことを突き止めました。
CRP値は心疾患リスクの指標と考えられていますが、肥満は心疾患の大きなリスクファクターにもなりそうです。
大腸がんの危険信号
CRP値が高いと大腸がん(結腸がん)の危険性がアップすることが知られています。
厚生省労働研究班の調査では正常値範囲内でもCRP値が高い人ほど将来、大腸がんになりやすいことが分かりました。
血液提供を受けた全国4万人の追跡調査で、追跡期間中に大腸がんになった375人とその患者の性別や年齢などを合わせた健康な人2人を選んで違いを分析した結果、CRP値の高いグループ(0.096mg/dl以上)は低いグループ(0.024mg/dl)に比べてリスクが1.6倍もあったということです。
これまで異常とされなかった低いCRP値に大腸がん発症リスクを確認したケースとして注目されそうです。
CRP値ゼロの生活を目指す
CRP値がゼロでない限り、病気ではないにしても体内でなんらかのトラブルが生じているということです。
因果関係は証明されていませんがストレス、過労、長時間労働、睡眠不足、冷え、喫煙、栄養不良、交感神経の緊張などの生活習慣がCRP値を押し上げている可能性があります。
1037は肝臓を元気にして交感神経の緊張を抑制する薬食です。抗酸化能を高め、循環血流を改善して炎症を抑制するのに役立ちます。
頭痛や目まいが止まらなくなったり、体がだるくなったりしたら再生不良性貧血の疑いがある。血液中で酸素を運搬する赤皿球などの数が減少する病気だ。
国立国際医療センター研究所の湯尾明・血液疾患研究部長は「細菌感染を防ぐ白血球や、出血を止める血小板も減少する。重い感染症や脳出血になるリスクが高まる」と危険性を説明する。骨髄には造血幹細胞という細胞があり、赤血球や白血球、血小板を作り出すもととなる。患者は何らかの理由でこの細胞の機能が失われてしまう。遺伝によるものや薬剤、放射線、免疫異常などいくつか考えられるが、原因をはっきり特定できないケースが多い。中高年になって発症することが多い。
治療法はいくつかある。軽症だと赤血球の産生を促す効果がある淡白同化ステロイド剤が投与される。中程度以上になると、免疫抑制剤などを使って造血幹細胞の障害を抑える。兄弟姉妹や骨髄バンクなどを通して白血球の型が合った提供者が見つかれば、骨髄移植も効果が見込める治療法の一つだ。
国が難病(特定疾患)に指定しており、患者の医療費は公的な助成を受けることができる。再生不良性貧血の主な症状
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●動悸(どうき)
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●息切れ
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●目まい
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●頭痛
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●体がだるく、疲れやすい
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●皮膚の出血や鼻血、脳内出血など
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●肺炎や敗血症などの細菌感染症
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糖尿病に新説 微小循環悪化が引き金!
食生活などの生活習慣がかかわって発症するとされる「U型糖尿病」は毛細血管の血流が滞る「微小循環の悪化」から始まる。茨城県つくば市の歯科医、松本行洋さんらの研究チームが英医学誌に発表しました。従来の学説では、微小循環の悪化は糖尿病の結果とされており、その関係を引っくり返す内容です。U型糖尿病では、膵臓が分泌し細胞に血糖を取込ませるインスリンが効きにくくなります。松本さんらの説では、運動不足などの影響で毛細血管の数が減少して一方でストレスや過食で血液の粘り気が高まって細い血管を流れにくくなり、細胞に届く血液が不足してその結果、血液が運ぶインスリンも届かず見掛け上、インスリンによる感受性が下がる。すると筋肉や心肺系の細胞は酸素不足から「不完全燃焼」を始め、有害な活性酸素が発生します。そこにブドウ糖が入ると、ますます活性酸素がたまるので、細胞は自己防衛のためインスリンに対する感受性を低下させます。インスリンを受ける側に異常が続くと膵臓のインスリン分泌にも異常を来し、動脈硬化や腎不全などの合併症につながります。定説でも新説でも微小循環の改善が予防と改善の基本であることを証明してくれた研究発表です。
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